自分がやりたいことをやれるようになるためには、自分が源に戻る道筋を意識的に歩むことが一番うまくいきます。
それには行動が必ずしも伴わなくてもいいと言えます。
ただ「それをやりたい」という気持ちはどこから来ていて、どうしてそれをやりたいのかを知る必要があります。
また一方でやりたいことがない、という方々もおられます。
これはやりたいことが「外側の何かではない」ということを思い出したい場合…人生でやりたいことが内面のことである場合…に多くみられます。
結局、皆満たされたいという思いを持っています。
どのようにすれば自分を満たすことが出来るか、と考えた場合、多くの方々の選択は「何かをする」ということです。
それでもある程度満足は得られますが、更なる充足を求めたら、「何かをすること」に限界を感じる時が来ます。
これは恩恵です。
「物理世界の充足が内なる充足」という構図から「内なる充足が物理世界の充足を創る」という風に意識的に順番を変えることができれば、全てという実を収穫できる種を手に入れたのと同じことになります。
そして、それを心を込めて大切に育てれば、豊かさや全ての安定は保険に入る以上に確固たるものへと成長していきます。
そして、その種を成長させ、花を開かせ、実をつけさせ、そして次なる種子を生み出すには自分自身の手をかけるだけでなく、この大自然こそがその過程に大きく関わっていることに気付かなければなりません…