食生活に注意を向けてみると、例えば(白砂糖を含んだ)甘いものをたくさんとっていると、また甘いものが食べたくなる、その逆に控えているとあまり食べたくなくなるという状況が見られます。これは単なる共鳴ととらえることもできますし、また甘いものの常習性という側面でとらえることもできます。
白砂糖の影響は色々と言われていますが、骨への影響、血への影響などは大きいと考えられます。
また、ホメオパシーを実践していると、癌のもととなる「カンジタ」(カビ)の餌になるのが白砂糖であるとわかります。癌が治癒する過程では、病気が中から外側に出てくるため、真菌(カビ)が皮膚に姿を現すこともよくあります。カンジタが体内に多く内在していれば、菌が白砂糖を欲しがり、甘いものが食べたくなるということも考えられます。
こういったことから、白砂糖のとり過ぎには注意を払う必要がありますが、甘いものをたくさん欲するというのは、そもそも内面とも深い関係があります。甘いものを欲するというのは、基本的には「愛情を求めている」状態とも言えます。また、忙しく働き、その疲れを癒すためにとりたい、という場合もあるかもしれませんが、その場合も単なるエネルギーの問題というより、疲弊するまで働く状態が続くことによる、内面の枯渇が原因かもしれないのです。
癌と内面の関係性を見てみると、正に自己への「愛情」と深い関係性が多く見られます。
何かの症状を治癒していきたい場合には、メインとなるテーマが存在することが多いですが、加えて様々な側面からも検証してみます。そして、改善に役立つことを取り入れることをご提案しますが、それを取り入れようとすることも自分に対する「愛情」です。