量子(りょうし、quantum)は、(量子論・量子力学などで顕れてくる)物理量の最小単位である」とされています。量子力学では、素粒子など原子より小さい世界のこの量子を研究します。
量子は、波のようにもふるまうこともあれば粒子のようにふるまうこともとされていて、量子力学の実験では、実験者(観察者)が観察対象を粒子と考えて観察すると、観察対象は粒子のような動きをし、また実験者(観察者)が観察対象をエネルギーだと考えて観察すると、観察対象はエネルギーの波のような動きをするということです。
つまり、量子力学の世界ででは、実験するの人の意識が実験結果に影響を与えるということが確かめられており、実際にロバート・ランザ、ロジャー・ペンローズ、スチュワート・ハメロフらは、「意識は量子レベルにおける物質の振る舞いを定義している」、簡単に言うと意識が現実に影響を与えると提唱しています。
このことは心身の健康はもちろん、人生におけるパターンや問題、男女関係、親子関係、友人関係、仕事、経済的な問題、人との関わりや社会との関係性など全てのことに関係しており、人生を「意識」を抜きに考えることはできないとも言えます。
この世の中には様々なセラピーやツールが存在していますが、この意識の影響は絶大で、逆に意識を抜きにしたアプローチは非常に時間がかかるか、または根本解決に至らないケースも多くあります。
時代のエネルギーは集合意識にも多く変化を促し、いよいよこの意識面が無視できない時期となりました。
今後集合意識の大きな変化と共に大切となるのは、いかに集合意識から独立したようなかたちで個々人が意識を保っていくか、ということです。
このことがいわゆる二極化…葛藤を抱える方向、純粋な悦びに向かう方向、このいずれかの選択にもかかわってくるとことにもなると思います。