今年の夏、大きな流れと共に右に行くか左行くかという大きな選択とも言える時期がやってくると言われています。ここを過ぎるとなかなか後戻りは難しくなるという、大きな分岐点です。
これはもちろん100%ではありませんが、一つの大きな分岐点となると予測されます。
これまでの周りの状況を見てみると世界情勢や経済、環境は良好で安定的な状況とは言い難く、また日本においても一見将来的にとても幸せな世の中がやってくるようには思えない状況が多く見られます。こういった混沌とした状況の中にあって、私たちがどのように自分の中心を保ち、自分にとって満足のいく時間を過ごしていくかは本当に大切だと思います。
かつて、チベットの僧たちは戦場の中を歩いて移動しても、銃弾に一つも当たることはなかったと言われています。これと同じように、どんなに経済全体が良くなくてもどんどん成長していく会社があったり、今までになかった病気が増えたり不健康な人が周り中にいても、一部の人だけより元気に健康になっていく、などといった状況が見られていくようになるはずです。これがいわゆる二極化であり、それぞれの特徴が色濃く出る時代がやってくるようです。
意識的に目覚めに向かっている人にとっては、この先、世界がどのような状況にあってもその混乱に巻き込まれることなく、むしろどんどん楽しく、楽に、そしてとらわれないような生き方になっているはずです。未来のことにも楽観的で今という時間に溶け込み、それを楽しもうとする姿勢が自然体でつくられていくことと思います。これまでの努力は嘘をつかず、とりくんできたことが苦しい状況にこそ生きてくると実感できます。
ある方がお話しされていた大好きなお話で「幸せのドミノ倒し」というのがあります。自分で良いと思ったこと、役に立つと思ったことは、幸せになれると思ったことは、人のためにそれを積極的にシェアしていこう、ということです。幸せになれるドミノが向こうから倒れてきて、自分のところまで来たのだからそれをそのまま倒していきましょう、自分のところまで来たのにそれを自分のところでなぜ踏ん張って食い止める必要があるのか…という面白い例えです。
正にそんなドミノ倒しの動きをすぐ後ろ=近くにいる人に伝えていく時期だとも思います。
分岐ポイントでは、「自分を大切に生きているか」ということが柱になります。それに伴って、自分の中にこだわりや思い込みをどれだけ手放すかということも重要です。
自分を大切にといっても、それはどのようにしたら良いかわからない、という意見もよく耳にしますが、大切なのはその気持ちを持つことです。そして「自分が大切に思う人と同じように自分に接する」ことができるか、ということです。できていない部分は現実が示してくれます。今年の夏までは、大いにこのことに集中し、そのためなら何でもやってみる価値があります。この数か月の過ごし方が以降の展開にも大きな変化を与えていくことになりそうです。