一見大変なことの中にこそ、自分自身が大きく変容するきっかけが含まれていることが多いものです。
多くの方々の人生を見ていると、最初の小さな出来事で気づきが訪れない場合には、次の出来事で、そしてその出来事でも変容がなければまた次の出来事で、という風に事態がだんだん大きくなって行き、最終的に一番大きな出来事で変容のきっかけをつかむ、ということが多く見られます。
そのこと自体は別に悪い事ではないのですが、通常大きな出来事で変容のきっかけをつかむということには大変な苦痛を伴います。
小さなきっかけを通して様々なことに気づき、 バランスをとって行く…
これが人生穏やかに進む方法です。
大変で苦痛を伴う出来事を通して変化しなければならないということではなく、悦びを通して変化することも可能なのです。