癌は自分を偽って生きようとした時に発症しやすい病気の一つです。
そして、偽って生きている状態が頑なさを孕んでいると、一層それが現れやすいと言えます。
他の観点からみると、感情が抑圧されていたり、物理世界的な概念に縛られていることも原因の一つと考えられますが、これも自らを偽っている状態です。
本当の自分を生きるという意味では、肉体の私として、まずは偽りがない状態をつくりたいところです。
更に今の地球に即して生きていくことを鑑みた時には「肉体の私を超えた自らの本質をしっかりと思い出していく」ことがどうしても必要になってきます。
特にその中でも表現面はとても重要です。
例えば本音を我慢して言わなかったり、逆に感謝の気持ちもないのにありがとうと言うなど、自らの内面と表現が一致していないことは自らにとって大きなダメージがあることを知っておくことが必要です。
更にやりたいことを我慢する、やりたくないことをやり続ける、というのも本当に自分を生きていないことにつながります。
自らの本質に目覚めていき、物理世界の制限を殆ど手放した状態では、もはや物理世界が云々という話ではなくなりますが、そうなるまでは「物理世界の行いが自らに偽りのない選択となっているか」を徹底的に検証することが望まれます。
無意識に自らを偽って、「他者や社会の方に合わせている」ということは、本当に多く存在します。
誰のための人生なのか…、今日命が終わっても悔いがないか…というところに焦点が合った時、見えてくるものがあると思います。
今、これまでの生き方、そして人生全体について、見直す時でもあります。
これまでの人生が完全に充足していなかったと感じているなら、これからもそれが続きます。
それは意識が同じならそれが物理世界にそのまま投影されるからです。
逆に転換したいと思ったら、例えば今日の内容をすぐに実生活に反映させていけば、すぐに転換の道に入っていくことも可能です。